match メソッド

stringObj.match(rgExp)

引数

stringObj
必ず指定します。検索対象とする String オブジェクトの名前または文字列リテラルを指定します。
rgExp
必ず指定します。正規表現パターンおよび適用できるフラグを含む Regular Expression オブジェクトのインスタンスです。
正規表現パターンおよびフラグを含む変数名または文字列リテラルを指定することもできます。

解説

正規表現パターンを使って文字列に対して検索を実行し、検索結果を含む配列を返します。
パターンに一致する文字列が見つからなかった場合、match メソッドは null を返します。
一致する文字列が見つかった場合は、配列を返し、さらにグローバルな RegExp オブジェクトのプロパティが検索結果を反映して更新されます。
グローバル フラグ (g) が設定されていない場合、配列の要素 0 には一致結果全体が、要素が 1 から n には、一致結果の中に副次的に含まれる一致の内容が格納されます。
この処理は、グローバルなフラグが設定されていない場合の exec メソッドの処理と同じです。
グローバル フラグが設定されている場合、要素 0 から n には検出されたすべての一致がそれぞれ格納されます。

サンプルソース

var str1 = "test is test is test";
var str2 = "test";
s1 = s.match(/test/i);  // s1は"test"
s2 = s.match(/test/ig); // s2は"test,test,test"

関連する内容

charAt・・・指定されたインデックス番号の位置にある文字を返します。
charCodeAt・・・指定した位置にある文字の Unicode コードを整数値で返します。
fromCharCode・・・Unicode のコード値から文字列を作成します。
indexOf・・・String オブジェクト (文字列) 内を、指定された文字列で先頭から検索します。
lastIndexOf・・・String オブジェクト (文字列) 内を、指定された検索文字列で後方から検索します。
match・・・正規表現パターンを使って文字列に対して検索を実行し、検索結果を含む配列を返します。
replace・・・正規表現または検索文字列を使って置換された文字列のコピーを返します。
search・・・正規表現に一致する最初の文字列の位置を返します。
slice・・・文字列の一部分を返します。
split・・・文字列が複数の文字列に分割されたときの文字列の配列を返します。
substr・・・文字列内の、指定位置からの指定された長さを持つ部分を返します。
toLocaleLowerCase・・・ホスト環境の現在の国別情報に従って、すべての英字を小文字に変換した文字列を返します。
toLowerCase・・・すべての英字を小文字に変換した文字列を返します。
toString・・・オブジェクトの値を表す文字列を返します。
toUpperCase・・・すべての英字を大文字に変換した文字列を返します。


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